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※句会の流れ
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No.1009 2008/10/29(水) 13:58:17
銀河系 Website: 俳句 田畑益弘俳句の宇宙
「銀河系」十月句会主宰者特選句・入選句発表  
◆「銀河系」十月句会主宰者特選句・入選句発表



 【山際一郎選】


 ■□■題詠「冷やか・秋冷・冷ゆ・朝冷え・夕冷え」の部


 ★主宰者特選句


T.冷やかに目薬老いの眼を溢る   綾乃


 
 ☆主宰者入選句


A.秋冷や伊香保石段下駄の音   やっちゃん

K.秋冷の地下へいざなふジャズ喫茶   ちかこ

L.冷やかに夜も白雲の流れけり   彩

U.一言に冷たき芯のありにけり   やす



 ■□■当季雑詠の部


 ★主宰者特選句


17.木犀や小康といふよき便り   阿紀

 

 ☆主宰者入選句


1.益母草遺影の母の若かりき   保月

5.ピッコロの音(ね)フルートの音小鳥来る   アリス

16.トルソーの首の在り処や黄落季   彩

22.母負ふや秋とはかういふものなのか   久美子



 【田畑益弘選】


 ■□■題詠「冷やか・秋冷・冷ゆ・朝冷え・夕冷え」の部


 ★主宰者特選句


N.焼甘栗買ふ夕冷えの河原町   聡美



 ☆主宰者入選句


G.抽斗の物みな遺品冷ゆるなり   妙

M.病棟への渡り廊下の冷ゆること   篠崎

O.冷やかに見てまた一句捨てにけり   勿忘草

T.冷やかに目薬老いの眼を溢る   綾乃



 
■□■当季雑詠の部


 ★主宰者特選句


4.秋澄みて膨らんでゐる水平線   まどか

 
 
 ☆主宰者入選句

11.ハーモニカつたなく鳴りて鳥渡る   琴糸

14.秋の暮誰かに背中押されたる   聡美

19.箒目の集まるところ萩の屑   風車

24.牛膝犬が寝て待つ立ち話   冨美子


                                        


 
No.1008 2008/10/27(月) 17:43:27
銀河系 Website: 俳句 田畑益弘俳句の宇宙
会員・読者の皆様へ  
 会員・読者の皆様へ

事情があって山際一郎君の主宰者選が遅れております。
プライバシィに関わることなので、ここには記しません。
会員各位にはメールでお知らせ致します。
また来月以降のことに関しましてもメールでお知らせ致します。

今月は変則的な主宰者選になろうかと思います。
どうか御了承下さい。

 
No.1007 2008/10/21(火) 11:11:34
銀河系 Website: 俳句 田畑益弘俳句の宇宙
2008年10月「銀河系」会員互選・読者選高点句発表  
 2008年10月 第七十回「銀河系」
 会員互選・読者選の高点句を発表します。
 自作の得点を御確認下さい。
 集計ミスがございましたら御連絡下さい。
 


 □■□題詠「冷やか・秋冷・冷ゆ・朝冷え・夕冷え」の部



★一位最高点句(8点)

T.冷やかに目薬老いの眼を溢る   綾乃


★二位(6点・三名おられました)

A.秋冷や伊香保石段下駄の音   やっちゃん


G.抽斗の物みな遺品冷ゆるなり   妙


N.焼甘栗買ふ夕冷えの河原町   聡美


★三位(5点)

M.病棟への渡り廊下の冷ゆること   篠崎



■□■「当季雑詠」の部



★一位最高点句(9点・二名おられました)

4.秋澄みて膨らんでゐる水平線   まどか


17.木犀や小康といふよき便り   阿紀


★二位(5点)

11.ハーモニカつたなく鳴りて鳥渡る   琴糸


★三位(4点)

19.箒目の集まるところ萩の屑   風車




                                  
*
 
No.983 2008/10/11(土) 10:54:21
銀河系 Website: 俳句 田畑益弘俳句の宇宙
「銀河系」十月句会会員投稿句発表  
 投句された会員の全ての作品を発表します。
 自らの投稿句を御確認下さい。
 

 記載漏れ等ございましたら御連絡下さい。
 また最後に{選句要領}を記しましたので必ずお読み下さい
 選句は投句された会員の義務ですのでよろしく御願い致します。
 また、簡単な選評も付して下さるよう御願い致します。

 
 □■□題詠「冷やか・秋冷・冷ゆ・朝冷え・夕冷え」の部
 ※投句された会員は、下記より二句選んで下さい。
  その他の会員ならびに読者は、一句のみ選べます。



A.秋冷や伊香保石段下駄の音   

B.冷やかに視線逸らしぬ去勢猫  

C.秋冷やシングルルームの化粧台    

D.冷やかや待合室の人体図  

E.東京や冷やかなる革靴(くつ)の音  

F.朝冷えや苔むす寺の石畳     

G.抽斗の物みな遺品冷ゆるなり  

H.峠冷ゆ子等と約束有りし宵  

I.朝冷えや夫の一語の気に掛かる  

J.秋冷の理科室に立つスケルトン 

K.秋冷の地下へいざなふジャズ喫茶  

L.冷やかに夜も白雲の流れけり  

M.病棟への渡り廊下の冷ゆること  

N.焼甘栗買ふ夕冷えの河原町  

O.冷やかに見てまた一句捨てにけり  

P.冷やかや官庁街に茶を喫し    

Q.秋冷の鴬張りの長廊下  

R.秋冷や打ちてさすりし足の指   

S.チャンネルの争ひしたき夕の冷え 

T.冷やかに目薬老いの眼を溢る  

U.一言に冷たき芯のありにけり  

V.秋冷やまだ帰らざる夫の床  

W.秋冷の伝言板の別離かな   

X.冷やかな視線交はる会議かな  





 ■□■「当季雑詠」の部
 ※投句された会員は、下記より二句選んで下さい
  その他の会員ならびに読者は、一句のみ選べます。


 

1.益母草遺影の母の若かりき  

2.天高し置いてけぼりにされしごと  

3.頂まで北山杉や秋気澄む  

4.秋澄みて膨らんでゐる水平線   

5.ピッコロの音(ね)フルートの音小鳥来る  

6.澄む秋の文字盤に音ありにけり  

7.足あとの臭う花野に光射す   

8.たしかなる月や空とふ幻に  

9.お抹茶のほろりと甘し初紅葉  

10.とりあへず銀河の端に旅寝かな  

11.ハーモニカつたなく鳴りて鳥渡る  

12.十三夜遠まわりして暗き道  

13.灯火親し岩波文庫黴臭し  

14.秋の暮誰かに背中押されたる  

15.松茸をよそ目に栗を買ひにけり  

16.トルソーの首の在り処や黄落季  

17.木犀や小康といふよき便り    

18.秋澄むや来世は鳥に生れたし  

19.箒目の集まるところ萩の屑  

20.なかんづく焼松茸を召し上がれ  

21.秋日燦燦保津川を下りけり  

22.母負ふや秋とはこふゆふものなのか  

23.灯火親し須磨の巻まで読みたれど  

24.牛膝犬が寝て待つ立ち話   






★☆★{選句要領}会員と読者の皆様へ

・選の締め切りは10月20日です。
この掲示板のこの記事の「返信」ボタンをクリックして
 お書き込み下さい。
・投句された会員は、必ず「選」を御願い致します。
 また簡単な選評を付されるよう御願い致します。
・自作を選ぶことは出来ません。
・会員は、会員番号のみで書き込めます。
 
No.1005 2008/10/20(月) 13:15:33
042  
選句いたします。  
□■□題詠「冷やか・秋冷・冷ゆ・朝冷え・夕冷え」の部
C.秋冷やシングルルームの化粧台    
ひんやり感の響き合い。

T.冷やかに目薬老いの眼を溢る
溢るが良いですね。

■□■「当季雑詠」の部
14.秋の暮誰かに背中押されたる  
秋の暮の感じがします。

17.木犀や小康といふよき便り    
安堵感が伝わります。
No.1004 2008/10/20(月) 12:27:32
羽合  
選句です  
□■□題詠「冷やか・秋冷・冷ゆ・朝冷え・夕冷え」の部

A.秋冷や伊香保石段下駄の音 
秋の温泉。おそらく紅葉が奇麗だろう。伊香保温泉がどこまでいきているかということだろうが、私はよいと思った。

U.一言に冷たき芯のありにけり
ことばに芯がある。何かは明かされていないが、その言葉が気になる様子、その言葉に考えさせられている様子が描かれている。

 ■□■「当季雑詠」の部 
6.澄む秋の文字盤に音ありにけり  
オルゴールなのか、時計なのか、はたまた、何なのか。文字盤から音が聞こえるーーそこに澄んだ秋を持ってきて、秋の時の流れが生きてきた。

10.とりあへず銀河の端に旅寝かな  
宇宙への畏怖の思いを持ちつつ、旅寝をしているという感覚がよいと思った。
No.1003 2008/10/19(日) 22:11:17
012  
選句です。  
□■□題詠「冷やか・秋冷・冷ゆ・朝冷え・夕冷え」の部
 I.朝冷えや夫の一語の気に掛かる 
 M.病棟への渡り廊下の冷ゆること 

■□■「当季雑詠」の部
 4.秋澄みて膨らんでゐる水平線
 10.とりあへず銀河の端に旅寝かな
No.1002 2008/10/19(日) 13:02:28
023  
選句します  
□■□題詠「冷やか・秋冷・冷ゆ・朝冷え・夕冷え」の部
A.秋冷や伊香保石段下駄の音
N.焼甘栗買ふ夕冷えの河原町

どちらも地名が活きていますね。

■□■「当季雑詠」の部
14.秋の暮誰かに背中押されたる
ふり向けば誰も居ない夕暮れ・・・。

24.牛膝犬が寝て待つ立ち話
牛膝がよろしいかと・・・。
No.1001 2008/10/18(土) 23:03:22
005  
十月句会の選句です  
題詠の部
G 抽斗の物みな遺品冷ゆるなり
0 冷やかに見てまた一句捨てにけり
この二句は、心に残るものがありました。
当季雑詠
   4 秋澄みて膨らんでゐる水平線
     静けさと広がりを感じました。
  14 秋の暮誰かに背中押されたる
     秋はそんな気がするものです。
レスをすべて読む
 
No.976 2008/09/28(日) 17:06:23
田畑益弘 Website: 俳句 田畑益弘俳句の宇宙
「銀河系」九月句会主宰者特選句・入選句発表  
◆「銀河系」九月句会主宰者特選句・入選句発表




 【田畑益弘選】


 ■□■題詠「檸檬」の部


 ★主宰者特選句


R.れもん買ひて東京の片隅に帰る   妙

作者名を伏せても誰もが孤独なOL、女性の勤め人を
イメージするであろう一句。
それほどに「れもん買ひて」が良く効いている。
五七五も字余りも全く無視した破調の句だが、
現代感覚に溢れた優れた一行詩になっている。
檸檬は孤りの部屋を少しは明るくしてくれるのであろう。



 ☆主宰者入選句


C.ムニエルに六割りレモン「さあどうぞ」   やす

口語を交えて明るく元気良く書いたところに好感。
六割りレモンのような語は、レシピに詳しい女性、主婦でないと
なかなか思いつかないものだ。
ただ、座五を工夫して

 ムニエルに六割りレモン召し上がれ

とすれば、座りが良くなる。


D.哀しきは恙無きかのレモンの香   俊桂

「恙無きかの」という一捻りが巧み。
実は、作者には何らかの恙があるということを明かしている。
檸檬の強い芳香が哀しみをより際立たせるのである。


M.レモンの香癒えし証の患者食   篠崎

他にもレモンの香と病をテーマにした句はあったが
「癒えし証」がまさに実感で、この句が最も説得力がある。


O.爆弾のやうにレモンを置いておく   勿忘草

もし仮に<梶井基次郎の短編小説「檸檬」を読んで一句の俳句にせよ>という問題があれば
まさに掲句がぴったりの正答であろう。
「原稿用紙に書けば何枚、何十枚にもなることがらを
俳句は僅か十七音で表している」という見本のような一句だ。
ちなみに、同小説で檸檬は
丸善の棚に仕掛けて来た「黄金色に輝く恐ろしい爆弾」と書かれている。
「黄金色に輝く恐ろしい爆弾」だけでも、十九音である。
俳句では「黄金色に輝く」も「恐ろしい」も不要なのである。


 ■□■当季雑詠の部


 ★主宰者特選句


16.月今宵ウインナワルツ父と舞ふ   彩

良夜の舞踏会、ウインナワルツに合わせて舞う父と娘。
まことに優雅で上品な句になっている。
互選読者選一位も肯える美しい秀吟だ。

 
 
 ☆主宰者入選句


4.松虫やきれいな川の石拾ふ   まどか

松虫はよく河原で鳴いている虫だが、
その声の美しさを云わず「きれいな川の石」と転じたのが
巧いところ。「きれいな」という仮名書きも良く配慮されている。
 

7.色鳥や子に戻りたき一日あり   阿紀

「子に戻りたき一日」とは、まことに巧みな措辞である。
「色鳥」との距離感も頃合で作者の良い気分が如実に伝わってくる。
俳句の本質とは、作者と読者の気分の共有なのである。


9.月光や疵だらけなる子の机   麻里

もう使わなくなった子供の勉強机か、或いは今も窓辺で子を待つ机か。
私にも経験があるが、昔の木製の勉強机は
知らぬ間に疵だらけになっていたものだ。
使っている内に自分自身がつけた疵なのだが、
不思議なくらいに疵だらけになっていたのを記憶している。
月光に照らされた無数の疵は痛々しいが、
その疵痕もまた子の成長の証しだ。
作者の感慨がしみじみと伝わってくる。


20.たまさかは夫につき合ふ新走り   勿忘草

日本酒は寒造りが主流で新酒・新走りを秋の季語とするのは
既に無理があるのだが、それはまた別問題。
「たまさかは」が良く効いていて、
夫婦で晩酌の微笑ましい一句になっている。



 ■□■主宰者講評

今月は題詠、雑詠とも良い句が多く集まったように思います。
仮名表記のミスもなく充実した句会となりました。
ただ、この頃思うことですが、熟練の方と初心の方の
力量の差が大きく、どうしても高点句や主宰者特選・入選を
熟練者が独占するという傾向が強まっています。
力の差は仕方のないことなのですが、
初心の方や中級者の奮起を期待しております。

題詠入選のCの句は初心の方の作品ですが、
この句のように口語、話し言葉を交えて思い切って
詠んでみるのも、一つのヒントになるのではないでしょうか。
山際君も言っておりますが
「瑞々しさ、手垢にまみれていない新鮮さ」こそ秀句の条件です。
その意味では、初心者の方が熟練者よりも
秀句を得る可能性が大きいとも言えるのです。

熟練者との力の差を越えて対抗するには
「巧さよりも新鮮さ」で勝負することです。
初心者は「巧い句よりも新鮮な句を」を心掛けて下さい。

さて、十月句会の兼題は「冷やか」。
詳しくは山際君の講評を御覧下さい。
締切りは10月10日、いつものように当季雑詠一句とともに
私宛メールで奮って御投句下さい。
来月も皆様の御参加を心よりお待ちしております。
 
No.982 2008/10/01(水) 13:19:33
やす  
御礼  
中々皆様のように詠めなくてと思ってました。今回は入選にいれて
頂きとてもうれしいです。励みになります。有難うございました。
No.981 2008/09/30(火) 17:26:52
麻里  
ありがとうございます  
もう使わなくなった勉強机が裏に出してあるのです。
机の疵もまた成長の証し、つくづくそう思います。
No.980 2008/09/28(日) 21:19:45
篠崎  
Re:「銀河系」九月句会主宰者特選句・入選句発表  
実体験を詠みました。
評価して下さり感謝しています。
No.979 2008/09/28(日) 21:16:26
 
嬉しいです  
雑詠特選を頂きとても嬉しいです。
これからもよろしく御指導下さい。
No.978 2008/09/28(日) 18:44:16
勿忘草  
光栄です  
二句とも入選を頂きました。
いつも深く読み込んで下さるのが嬉しいです。
レスをすべて読む
 
No.974 2008/09/24(水) 20:39:37
山際一郎 Website: 俳句 田畑益弘俳句の宇宙
「銀河系」九月句会主宰者特選句・入選句発表  
◆「銀河系」九月句会主宰者特選句・入選句発表



 【山際一郎選】


 ■□■題詠「檸檬」の部


 ★主宰者特選句


O.爆弾のやうにレモンを置いておく   勿忘草

爆弾と檸檬というと誰もが梶井基次郎の小説を思い出します。
ですから、オリジナルな発想ではないのですが、
作者は当然承知のことでしょう。
高名な小説を踏まえつつ、巧みに秀句に仕立てられたと思いました。

 
 ☆主宰者入選句


J.初恋の上手く切れないレモンかな   まどか

初恋の面映さ、もどかしさを見事に表現されました。
「上手く切れない」が、まさにぴったりです。
手だれの作者ですが、初々しさを持続されています。


M.レモンの香癒えし証の患者食   篠崎

Q.れもんの香病室に充ち母は癒ゆ   ゆみ

二句とも病院の給食、患者食を詠まれました。
レモンの香を肯定的に捉えられている点が共通しています。
テーマとして新鮮味はないのですが、
二句とも瑕疵なく、しっかりと詠めています。
常にこのレベルの句が詠めればしめたものです、
更に上を目指してください。


X.しあはせに色ありとせば檸檬の黄   ひとみ

会員評にありましたが、私も映画「しあわせの黄色いハンカチ」を想起しました。
確かに檸檬の黄色も明るく幸せの色そのものですね。
「・・・色ありとせば・・・」は、よく詠まれている型ですが、
皆さんも是非、この型での作句に挑戦してみて下さい。



 ■□■当季雑詠の部


 ★主宰者特選句


2.鮭を打つ人には見せぬ顔をして   綾乃

鮭打棒で、母なる川に上ってきた鮭を打つ漁の仕方は
当事者ではない我々には確かに残酷に思えます。
現在も行われているのかどうか?詳しいことは知りませんが
かつては鮭漁の主流だったのだと思います。
生業の厳しさを感じさせるとともに「人には見せぬ顔をして」に
ささやかな救いを私は感じます。 

 

 ☆主宰者入選句


3.秋夕焼超特急の追ひすがる   ゆみ

釣瓶落としという季語があるように
秋の夕暮れはパタンと暮れてしまいます。
超特急の追ひすがる、が作者の心理をも感じさせて
まことに切ない一句となっています。
「秋の暮」の現代版秀句と思いました。


6.跳べさうで越せぬ川幅曼珠沙華   風車

「跳べさうで越せぬ川幅」というのは多分類想があると思うのですが、
曼珠沙華の斡旋がまことに見事、選外にはできませんでした。
作者には鮮やかに咲いている曼珠沙華が
「跳び越すことが容易だった若い日」とオーバーラップしたのでしょう。
ただ私は「跳べさうで跳べぬ川幅」とした方が良いと思います。


11.新米や一汁一菜にて足らふ   琴糸

美味しい御飯さえあれば、
まさに「一汁一菜にて足らふ」ですね。
大いに共感する句として入選に致しました。
互選で全く点が入らなかったのが不思議です。


21.秋思とは限りなく透く水のこと   妙

この句も互選ではゼロ点句だったと思いますが、
私は感受の鋭い句と評価しました。
「春愁」は女性的、「秋思」は男性的な季語ですが、
澄み切った秋の水に「秋思」を感じるのは
男女の別を問わないでしょう。



■□■主宰者講評

来る十月は俳句では早や晩秋ですが、現代人の実感では秋本番です。
秋の長雨や不安定な空模様も収まり、安定した秋晴れが続く月と言えます。
「秋高し」「天高し」がもっとも似合う時なのですが
来月の兼題は「冷やか・秋冷・冷ゆ・朝冷え・夕冷え」と致します
日中の快適な日和とは裏腹に、朝晩は「朝寒」「夜寒」「うそ寒」「そぞろ寒」「肌寒」を
感じる十月でもあります。

兼題としました「冷やか・秋冷・冷ゆ・朝冷え・夕冷え」は身体的感覚だけでなく、
心理的な感覚としても詠まれる季語です。
是非、そんな十月へのアンテナを研ぎ澄まして、瑞々しい句をお寄せください。
手垢にまみれぬ新鮮な一句をお待ちしています。
いつものように、当季雑詠一句とともに田畑さん宛メールにて
奮って御投稿下さい。

私の選や講評への疑問、質問は
↓のメールアドレスへご遠慮なく。
haruurei@yahoo.co.jp

 
No.975 2008/09/26(金) 21:34:49
風 車  
Re:「銀河系」九月句会主宰者特選句・入選句発表  
入選を頂きありがとうございます

仰せのとおり若い日とオーバーラップしております
原句は「跳べぬ」でしたが
「跳び越せぬ 跳び越せぬ」と思っている内に「越せぬ」となってしまいました
 
No.973 2008/09/21(日) 14:05:51
銀河系 Website: 俳句 田畑益弘俳句の宇宙
2008年9月「銀河系」会員互選・読者選高点句発表  
 2008年9月 第六十九回「銀河系」
 会員互選・読者選の高点句を発表します。
 自作の得点を御確認下さい。
 集計ミスがございましたら御連絡下さい。
 


□■□題詠「檸檬」の部



★一位最高点句(11点)

O.爆弾のやうにレモンを置いておく   勿忘草



★二位(10点)

R.れもん買ひて東京の片隅に帰る   妙



★三位(6点)

J.初恋の上手く切れないレモンかな   まどか



★四位(5点)
  
X.しあはせに色ありとせば檸檬の黄   ひとみ



■□■「当季雑詠」の部



★一位最高点句(8点)

16.月今宵ウインナワルツ父と舞ふ   彩



★二位(6点)

9.月光や疵だらけなる子の机   麻里



★三位(5点)

2.鮭を打つ人には見せぬ顔をして   綾乃



★四位(4点)

6.跳べさうで越せぬ川幅曼珠沙華   風車




                                  
*
 
No.951 2008/09/11(木) 10:20:46
銀河系 Website: 俳句 田畑益弘俳句の宇宙
「銀河系」九月句会会員投稿句発表  
 投句された会員の全ての作品を発表します。
 自らの投稿句を御確認下さい。
 記載漏れ等ございましたら御連絡下さい。
 
 また最後に{選句要領}を記しましたので必ずお読み下さい
 選句は投句された会員の義務ですのでよろしく御願い致します。
 また、簡単な選評も付して下さるよう御願い致します。

 
 □■□題詠「檸檬」の部
 ※投句された会員は、下記より二句選んで下さい。
  その他の会員ならびに読者は、一句のみ選べます。




A.不器用を遺影に見られレモン切る  

B.れもん輪切りにどの人も好きだから  

C.ムニエルに六割りレモン「さあどうぞ」     

D.哀しきは恙無きかのレモンの香  

E.薄切りの檸檬新刊書を添へて  

F.廃屋の檸檬豊けし師を偲ぶ    

G.レモン噛むががりとしじま裂ける音   

H.瞑想の髄に掠れり檸檬の香   

I.いつ見ても微笑んでゐるれもんかな  

J.初恋の上手く切れないレモンかな  

K.口中にレモン絞りのはじまれり  

L.いつまでもいつも初恋レモンの香  

M.レモンの香癒えし証の患者食  

N.レモン香る港の見ゆる喫茶店  

O.爆弾のやうにレモンを置いておく  

P.レモン齧るや負けないぞ負けないぞ    

Q.れもんの香病室に充ち母は癒ゆ  

R.れもん買ひて東京の片隅に帰る    

S.レモン選る指に魔性の見え隠れ 

T.ぎつしりとひかりの詰まる檸檬かな  

U.檸檬切るペティナイフはおろし立て

V.無言なる別れに香る檸檬かな  

W.冷たくて重き檸檬の憂鬱かな    

X.しあはせに色ありとせば檸檬の黄  





 ■□■「当季雑詠」の部
 ※投句された会員は、下記より二句選んで下さい
  その他の会員ならびに読者は、一句のみ選べます。

 

1.襖絵は己が好みの花柄に   

2.鮭を打つ人には見せぬ顔をして  

3.秋夕焼超特急の追ひすがる  

4.松虫やきれいな川の石拾ふ   

5.啄木の云ひし天才秋の雲  

6.跳べさうで越せぬ川幅曼珠沙華  

7.色鳥や子に戻りたき一日あり  

8.新涼や進みの早き万歩計  

9.月光や疵だらけなる子の机  

10.つくつくし板張軋む古刹かな  

11.新米や一汁一菜にて足らふ  

12.蝦夷鹿の角連ね入る水鏡  

13.白壁をわが影と行く秋日かな  

14.しあはせは平凡にあり秋うらら  

15.夫婦して一病息災新茶汲む  

16.月今宵ウインナワルツ父と舞ふ  

17.疎き日の老犬の目に秋の闇     

18.胸冷ゆる秋夕焼に染まりつつ  

19.渦巻線もて巻貝の九月かな  

20.たまさかは夫につき合ふ新走り  

21.秋思とは限りなく透く水のこと  

22.待宵やあなたのパジャマ着て泣けて  

23.病む父に二十世紀を剥きにけり  

24.秋蝶やありなし雲は風に散る  






★☆★{選句要領}会員と読者の皆様へ

・選の締め切りは9月20日です。
・この掲示板のこの記事の「返信」ボタンをクリックして
 お書き込み下さい。
・投句された会員は、必ず「選」を御願い致します。
 また簡単な選評を付されるよう御願い致します。
・自作を選ぶことは出来ません。
・会員は、会員番号のみで書き込めます。
 
No.972 2008/09/19(金) 20:58:22
042  
選句いたします。  
 □■□題詠「檸檬」の部
J.初恋の上手く切れないレモンかな  
切なさが良いですね。

R.れもん買ひて東京の片隅に帰る    
詩情があります。

 ■□■「当季雑詠」の部
2.鮭を打つ人には見せぬ顔をして  
虚を衝かれました。

18.胸冷ゆる秋夕焼に染まりつつ  
季語が効いています。
No.971 2008/09/19(金) 18:24:48
055  
選句します  
□■□題詠「檸檬」の部
J.初恋の上手く切れないレモンかな  
R.れもん買ひて東京の片隅に帰る

■□■「当季雑詠」の部
7.色鳥や子に戻りたき一日あり  
20.たまさかは夫につき合ふ新走り 
No.970 2008/09/19(金) 15:08:50
027  
選句と感想  
O.爆弾のやうにレモンを置いておく  
R.れもん買ひて東京の片隅に帰る 

両句とも芸術性において図抜けています。

7.色鳥や子に戻りたき一日あり
16.月今宵ウインナワルツ父と舞ふ

両句とも季語の感受が確かです。  
No.969 2008/09/18(木) 22:33:51
005  
九月句会選句です。  
□■□題詠「檸檬」の部
  Q.れもんの香病室に充ち母は癒ゆ  
  X.しあはせに色ありとせば檸檬の黄 
前句はレモンの香り後句は色がよく表現されています。 

■□■「当季雑詠」の部
  6.跳べさうで越せぬ川幅曼珠沙華  
  22.待宵やあなたのパジャマ着て泣けて
一句めは風景よりも人生の深さを感じました。
二句めは人に対する優しさを受けました。 
No.968 2008/09/18(木) 11:59:09
019  
選句です  
J.初恋の上手く切れないレモンかな
可憐な一句、なかなかこうも可愛くなれません。  

O.爆弾のやうにレモンを置いておく
作者の複雑な心理が現代的です。

4.松虫やきれいな川の石拾ふ
松虫の美しい声が聞こえます。

16.月今宵ウインナワルツ父と舞ふ
そんなお父様が居たら素敵。
レスをすべて読む
 
No.944 2008/08/29(金) 12:30:13
田畑益弘 Website: 俳句 田畑益弘俳句の宇宙
「銀河系」八月句会主宰者特選句・入選句発表  
◆「銀河系」八月句会主宰者特選句・入選句発表




 【田畑益弘選】


 ■□■題詠「秋の蝉」の部


 ★主宰者特選句

R.校庭に誰もゐぬ日やつくつくし   妙

  閑かさや岩にしみいる蝉の声  芭蕉

という余りにも良く知られた句がある。
蝉が鳴いているからうるさいだろう、と云うのは屁理屈というか、想像力欠如。
蝉が一つ鳴いているからこそ一層、際立つ閑けさを芭蕉は見出した。
掲句も同様、夏休みのがらんとした校庭に一つ鳴く法師蝉。
その声によって余計に感じられる静けさと空間の広さを巧みに一句にした。
法師蝉とせず「つくつくし」としたのも誠に的確だ



 ☆主宰者入選句


B.秋蝉や不意に家路の遠くなる   アリス

山際君の云うように、秋蝉は個体数も減り、
それに伴って鳴き声も遠ざかってゆく。
秋蝉は、距離感で詠むのが常道である。
その距離感を「不意に家路の遠くなる」と表現したのは、
作者の確かな感受の賜物だと言える。


E.秋蝉や空まさをなる七七日   阿紀

秋蝉はまた季節の移ろい、時の経過を端的に伝えてくれる。
喪の最中は旺盛な蝉時雨だったが、忌明けには
蝉の声も少なく遠くなっていたのであろう。
空の青さが目に沁みる、秋蝉の声が身に沁みる。


O.廃校となる学び舎や秋の蝉   勿忘草

少子化の進行で学校が統廃合されるのが珍しくなくなったこの頃だ。
自らの母校が消えてしまう淋しさを経験した方も多いことだろう。
「秋の蝉」がぴったり。やがて校舎が取り壊されることにでもなれば、
その蝉の声も聞けなくなってしまうのであろう。


T.かなかなをかなかなと聞く耳順かな   綾乃

耳順という論語の言葉を見事に持ってこられた。
互選・読者選一位も肯える秀吟で、特選にしても良いのだが、
余りにも出来すぎている気がする。

 
 ■□■当季雑詠の部


 ★主宰者特選句


15.カヤックにB型同士波生まる   久美子

血液型占いや性格判断の類いは廃れそうでなかなか廃れないものである。
ABO型の区分で決まってしまうのなら、人間は四種類しかいないことになる。
現実は千差万別、人それぞれなのだが、そう思いつつ気になるのが血液型だ。
「波生まる」が意味深で、この座五によって俳句になった。
川柳ぽくなりそうな題材を、巧く俳句に仕立てる手腕は作者ならではのものだ。

 
 
 ☆主宰者入選句


11.終戦記念日赤く黒く陽が落つる   琴糸

「赤く黒い没日」というのは既に詠まれていて
オリジナリティに問題があるが、
作者は承知の上で使ったのだろう。
終戦記念日に、その鮮烈な「赤く黒い没日」が象徴的だ。


16.ルーレット0に賭けたる星月夜   彩

月は出ていないが満天の星で月夜のように明るいのが星月夜。
何か良い事がありそうな気分にさせてくれる。
「ルーレット0に賭けたる」が、
そんな星夜のムードを巧く伝えている。
特選句同様、作句を愉しんでいる点にも好感を持った。


18.忘れたく忘れられたく水澄めり   ひとみ

動詞が三語あって冗長で、散文的になっているが、句意は深い。
澄んだ水は作者の今の心だろう。
今後はなるべく動詞を減らす作句を心がけて欲しい。


24.星になる人をあふぎし団扇かな   勿忘草

「星になる人」は命終の近い人。近親者に出来得ることは
団扇でささやかな涼風を送ることくらいであったのだろう。
一区切りがついて、ぽつんと残された一枚の団扇が全てを物語っている。


■□■主宰者講評

今月は残念ながら仮名表記のミスが目立った句会となりました。
仮名表記は作句以前の問題で、注意深く推敲すればミスは防げる筈です。
また歴史的仮名遣いは自習すべきもので、人に教わるものではありません。
しかし、当句会は初心者も多く、間違ったまま覚えこまれる可能性もありますので
敢えて今月の講評として指摘しておきます。

F.美ぎ島(かぎすま)や海越へて来る秋の蝉

「越へて」は誤り。終止形は「越ゆ」ですから、
「越えて」と書かねばなりません。
山際君までもが見落としているのは、どうしたことだろう?

H.秋蝉の屍を土にかえしけり

「かえしけり」は「かへしけり」と書かねばなりません。

I.蜩や長き戦の終わりし日

「終わりし」は「終はりし」です。

K.かなかなの声つぎつぎと加われり

「加われり」は「加はれり」です。

7.霧吸ふて鮮やかなりし百花かな

「吸ふて」は誤り。ここは「吸ひて」のウ音便ですから、
「吸うて」と書かねばなりません。
同様な例に
誤「食ふて」→正「食ひて」正「食うて」
誤「酔ふて」→正「酔ひて」正「酔うて」
などがあります。

繰り返しますが、仮名表記は作句以前の問題、そのミスは致命的で
俳句大会や俳句賞では、そのミスだけで没書となります。
・投稿の前にもう一度、表記をチェックすること
・こまめに古語辞典をひくこと
を習慣付けて下さい。

さて、九月句会の兼題は「檸檬」。
詳しくは山際君の講評を御覧下さい。
締切りは9月10日、いつものように当季雑詠一句とともに
私宛メールで奮って御投句下さい。
来月も皆様の御参加を心よりお待ちしております。
 
No.950 2008/08/29(金) 23:22:30
久美子  
ありがとうございます。  
少し軽すぎるかと思い、投句に悩んだ句です。
でも、田畑先生のお言葉で、一変にすっきりです。

仮名ミスはまったく気づかず我ながら詰めの甘さに呆れています。
些細なことにも気を配れるよう気を引き締めてがんばります。
ご指摘、お褒めの言葉ありがとうございます。
No.949 2008/08/29(金) 19:47:06
綾乃  
仰るとおりです  
出来すぎている
・・・私自身「お利巧すぎるかな?」とおもってました。

ご指摘、感謝です。
No.948 2008/08/29(金) 18:23:33
勿忘草  
光栄に存じます  
二句とも採って下さり光栄に存じます。

先生の評の一語一語を噛みしめております。

ありがとうございました。
No.947 2008/08/29(金) 18:05:25
麻里  
言い訳がましいですが・・・・  
仮名表記のミス、うっかりしました。

PCの変換のままに従ってしまいました。
手書きではありえないミスです。
言い訳がましいですね、御免なさい。
No.946 2008/08/29(金) 17:58:52
アリス  
Re:「銀河系」八月句会主宰者特選句・入選句発表  
先月は、ほとんど盗作でした、お許し下さい。

こうして、選んで頂いて光栄です。
レスをすべて読む
 
No.939 2008/08/24(日) 14:47:59
山際一郎 Website: 俳句 田畑益弘俳句の宇宙
◆「銀河系」八月句会主宰者特選句・入選句発表  
◆「銀河系」八月句会主宰者特選句・入選句発表



 【山際一郎選】


 ■□■題詠「秋の蝉」の部


 ★主宰者特選句


F.美ぎ島(かぎすま)や海越へて来る秋の蝉   久美子

美ぎ島(かぎすま)は沖縄言葉、宮古島のことでしょうか?
「美ら島(ちゅらすま)」とも言うそうで、その「ちゅら」とは、
あの「ちゅらさん」の「ちゅら」なのだそうです。
海越へて来る、がまことに逞しく、頼もしい措辞。
方言を見事に使われました。
私自身、とても勉強になった秀句です。
今夏の沖縄旅行の成果ですね。

 
 ☆主宰者入選句


B.秋蝉や不意に家路の遠くなる   アリス

秋蝉の鳴き声は日に日に遠くなり、
距離感を感じさせてくれます。
その距離感を「不意に家路の遠くなる」と
巧みに表現したことで秀句になりました。


I.蜩や長き戦の終わりし日   麻里

終戦記念日を「長き戦の終わりし日」と表現されたことで
非常に深い句となりました。
蜩の声が、切なく哀しく響いてきます。


N.ふりむけばすでに黄昏秋の蝉   聡美

ふりむけばすでに黄昏、が感傷的ですが美しい措辞です。
特選を争う秀句と思いますが、「ふりむけばすでに黄昏」に
類似した表現があるような気がしました。


W.そこここに孫の香残し秋の蝉   保月

お盆に帰省されたお子様お孫様も既に戻られたのでしょう。
「そこここに孫の香残し」と書かれただけですが、
賑やかな数日間の後の静けさ、淋しさが見事に伝わってきます。
日に日に遠くなる秋蝉の声が象徴的です。



 ■□■当季雑詠の部


 ★主宰者特選句
 

24.星になる人をあふぎし団扇かな   勿忘草

「死んで星になる」というのは陳腐な発想ですが、
この句のように使われると、実に新鮮に感じます。
「あふぎし」と過去形なので、既に亡くなられたと推察されます。
作者の優しさと哀悼が強く伝わってくる秀吟です。

 

 ☆主宰者入選句


5.おむすびに海苔がパリッと秋立ちぬ   アリス

俳句はモノに語らせよ、の定石通りの一句。
おむすびに海苔がパリッと・・・誠に相応しいモノを使われました。


6.包丁の抜き差しならぬ栗南瓜   やす

南瓜は日本種は肉質が柔らかく西洋種は硬いそうです。
抜き差しならぬ、という常套句を巧みに使われました。
ただ、作者は昨年の句会でも似たような句意の作品を
投稿されていたように記憶しています。
推敲されたものなら良いのですが、
全く同じ句を投稿してはなりません。


16.ルーレット0に賭けたる星月夜   彩

「ルーレット0に賭けたる」と「星月夜」には
直接、関係は無いのですが、
明るい星月夜の浮いた気分を上手く伝えておられます。


20.かなかなやかくれんばうの児いきひそめ   保月

暮間際もまだ遊んでいる子供たちを良く観察されました。
「かくれんばうの児」は字余りですが、それほど気になりません。
「かくれんぼ」としなくても、このままの方が良いと思います。



■□■主宰者講評

来る九月は俳句では仲秋。
まだまだ残暑の日もありますが、朝夕ははっきりと涼しくなって
秋の訪れを実感する時です。
澄み切った青空と目に沁みるような白雲、そして夜には
月や星がもっとも美しく観察できる季節の到来です。
何をするにも最適で爽快な季節の始まりですので、
皆さんの句心も大いに動くことでしょう。
本格的な秋の始まりを鋭く切り取って御健吟下さい。

さて、九月句会の兼題は「檸檬」とします。
もちろん、「レモン」「れもん」と書かれても構いません。
(※レモンスカッシュ、レモネードは夏の季語です、御注意下さい)

どうか、当季雑詠一句とともに田畑さん宛メールにて
奮って御投稿下さい。

私の選や講評への疑問、質問は
↓のメールアドレスへご遠慮なく。
haruurei@yahoo.co.jp

 
No.942 2008/08/25(月) 17:55:08
久美子  
びっくり!  
山際先生の選をスクロールすると一番に私の句があり
びっくりしました。
先生のお察しの通り美ぎ島とは宮古島ことです。
大好きな「地」を詠んで、それを選んでもらえたことは
本当にうれしいです。ありがとうございました。
がんばろうという気になるお言葉まで頂いて光栄です。
No.941 2008/08/25(月) 15:08:50
保月  
入選ありがとうございます。  
題詠の部、当季雑詠の部の入選ありがとうござます。
同時の入選は初めてで、うれしく思っています。
これからの励みにしてまいります。
No.940 2008/08/25(月) 13:54:00
やす  
御礼  
山際先生
                               入れていただき有難うございました。確かに「手に力なき」と同じ意味に詠みました句がありましたが。
違う季語で努力すべきでした。頑張ります。宜しくお願いいたします。

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