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No.244 2013/12/15(日) 18:56:46
阿紀  
置炬燵 返信
ときどきは死後を想へり置炬燵   珠実

自分がいなくなってからの家族や暮らしのことを想う。
年齢を重ねると、これは自然なことでしょうが、口にだすことは少ないでしょう。
ずっと先のようでもあり、もしかしたら明日かもしれない。
「置炬燵」の斡旋はこころにくいです。
足元はぬくぬくと温かい。
時々のこの思いを、作者は「ま、どうにかなるでしょう」といつも決着をつけているに違いありません。

 
No.243 2013/09/05(木) 19:53:45
管理人 Website: 【俳句】田畑益弘俳句の宇宙
昭和も遠くなりにしよ   返信
 南無圭子昭和も遠くなりにしよ  珠実

素晴しい句だね。涙が出そうだ(笑)。
「圭子」は、先日、自ら命を絶たれた「藤圭子さん」のこと。

若い頃、東京に暮していた頃
新宿三光町の付き合っている女性が言っていた。

「あの子、いつも銭湯で見かけた。
美人なのにガリガリだった。」と。

藤圭子が売れて、大演歌歌手になった時、
彼女は驚愕するとともに、自然と涙が零れてきたと言っていた。

昭和の証人がまた一人逝ってしまった。
合掌。
 
No.242 2013/08/31(土) 08:22:56
珠実  
秋の風 返信
斎場へつづく矢印秋の風   益弘

ん〜〜〜、と、うなってしまいました。
人には生まれ落ちた時からいくつもの見えない矢印があって、選択してきたつもりが、実は見えない矢印のほうへ導かれたのに違いない。
句中に詠まれたのは、はっきりと見えるこの世で最後の矢印となり、選択の余地なく進まねばならないものなのね。
この句を目にして私はふと不安になり、周りを見渡してしまった、矢印があるんじゃないかと思ってね。
木枯らしや吹雪のでなくて、秋の風の中をゆくのなら、ま、まあ、仕方ないとあきらめることもできそうで救われる。
いつか私のための矢印も現れるのだわ。
 
No.240 2013/05/31(金) 11:44:11
珠実  
蕨摘む 返信
てんでんに旅の荷を置き蕨摘む   阿紀

蕨採りではなく蕨摘むとしたところに作者の力量を感じます。
「てんでんに」からは、旅の途中、一人が蕨を見つけ、それに呼応して同行者がはなやぐ情景が浮かびます。
団体ツアーでないことがわかります。
決めた時刻に決めた場所へ行き名所訪れるのもよいけれど、思いがけない人やモノや景色にあうことも良い旅と言えましょう、上手な旅ですね。
句調の滑らかさからはしりとりの縛りがあるとは感じられない佳句と思いました。
 
No.238 2013/05/11(土) 10:20:15
阿紀  
巣箱 返信
巣箱あり我に六畳一間あり   倫子

この巣箱、巣立ったあとの空の箱と想像します。
そして、作者も子を巣立たせた。

寂しいかというと、いや、私にはこの六畳間で過ごす楽しみもある。
誰にも邪魔されぬ一人の時間、それをどう使おう、あれもしたい、これも
したいと、きっと、前向きなのでしょう。

私もかくありたいと思います。
とりあえず、雨だし、俳句でも詠みましょうか、、。
 
No.237 2013/04/28(日) 22:30:29
珠実  
残花 返信
忌中より忌明さびしき残花かな   益弘

深い悲しみを感じる。人の死を悼むとはこういうことだ。
世の中は一定期間の忌が明けたとして、なんでもなかったように流れてゆく。
理不尽である。作者に忌が明けることなどないのだから。
おそらく生きている限り慕い続け悼み続けてゆくのである。
残花が拍車をかける。
これは愛である。

桜が咲き満ち、そして終ろうとしている。
「さまざまの事おもひ出す桜かな」(芭蕉)
 
No.236 2013/04/21(日) 12:10:17
阿紀  
とほあさ 返信
とほあさの海とほあさの春の空   益弘

こんなにシンプルに自然を詠んでいて、深い思いを誘われる句には会ったことがありません。
海と空の色も、雲の形も、風さえも読者の想像にゆだねてしまう。

私はかつて見た、忘れられない鹿島灘の海と空を瞬時に思い浮かべました。

どなたも、あの時の海と空、という一瞬を想起なさるでしょう。

美しい心象句です。
 
No.234 2013/04/15(月) 11:50:52
阿紀  
花粉症 返信
ミスミセスミズうやむやな花粉症   倫子

思わず治りかけた花粉症の鼻のあたりがムズムズしそうになりました。

ミスがある日ミセスに戻ったとか、ミセスがミスに戻ったとか、身辺にも多くなって来ました。

また、ミスターだった方がミスになったり、ミスだった方が実は気持ちはミスターなどということも。

男前の女性は増えているし、男の子は妙に優しいし。

まったく混沌、うやむやであります。


 
No.233 2013/04/09(火) 13:10:16
珠実  
言霊 返信
言霊の駆けぬけてゆくさくらかな   益弘

人さまが書かれた俳句を目にするとき、わたしの場合まず、同感するか否かで、わかるわからないに分かれます。なんとなくわかったような気になれば、その句からどれだけ景色が見えてくるか物語が広がってゆくかで好きの程度が深まってゆくのです。
作者の意図と違った解釈や想像であれば、これは妄想でしかないのですが、それでもその妄想を絶対と思って好きになるのです。
俳句は、発表されたとたんに一人旅をはじめたのだし、その句がどのような形で私を訪れたかは、私(読み手)にしかわからないのですから。

しりとり俳句に参加していらっしゃるたくさんの方々の評や感想なども拝見したいと望んでのカキコです。
一緒に妄想(?)しませんか。

ねえ、ねえ!
 
No.232 2013/04/09(火) 11:35:36
阿紀  
つばくろ 返信
若すぎる死やつばくろの翻り  益弘

若い巣立ったばかりの燕の飛翔、明るく、楽しげで命の喜びに満ちていることでしょう。

近しい方でなくとも、若い方の死は言葉を失います。
何を見ても亡き人が思われてならない。

「あぁ・・、もういないのだ」と、ただただ切ない思いです。

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