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| あなたの最も好きな俳句忘れ得ぬ俳句 憧れの俳句などをお書き込み下さい もちろん自作でも構いません またその句への評や感想などもお記し下さい 新たに感銘を受けた句に出会われた時は その都度 何度でも御投稿下さい |
| No.105 | 2009/07/27(月) 23:35:54 |
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| なぜ宗右衛門町か? | ![]() |
| 宗右衛門町の裏見て鰻食ふ 浦野芳南 なぜ宗右衛門町なのか? 歌舞伎町でも有楽町でも永田町でも先斗町でも道頓堀でも良いではないか? と言われるかも知れない。 確かに、鰻を食べるのに宗右衛門町裏でなければならない理由はない。 しかし、宗右衛門町が、やはり一番良いのである。 なぜか?強いて理由を言えば、 作者がそう書いたのだからそれが一番良いのだ、ということである。 言い換えれば、 宗右衛門町でなければならない必然性はないが、 「そこに必然性がないからこそ、詩は生れる」ということなのである。 お分りか?(笑) |
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| No.142 | 2009/12/11(金) 17:06:04 |
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| 年の暮 | ![]() |
| 一人身の心安さよ年の暮 小津安二郎 街では歳末セール、家庭では年用意に慌しい年の暮だが、 人それぞれ、人生いろいろ、年末の風景も一様ではない。 束ねたる暮しの手帖年の暮 浅井愼平 ぶらんこに老人のゐる年の暮 角川春樹 母が吾をまたいでゆきぬ年の暮 夏井いつき |
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| No.132 | 2009/10/13(火) 23:01:11 |
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| 菊人形 | ![]() |
| 人形の裾へもぐりし菊師かな 山本勘太 姫君の胸に入りたる菊師の手 大野今朝子 いずれも作者の眼の働きが良く利いている秀句。 「裾へもぐりし」「胸に入りたる」が俳諧味だ。 しかし、現在、菊人形も遙かなものになった。 |
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| No.114 | 2009/08/29(土) 20:23:40 |
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| 尾にも塩ふる | ![]() |
| 新涼や尾にも塩ふる焼肴 鈴木真砂女 あまりにもよく知られた「新涼」の名句。 鈴木真砂女は銀座の割烹「卯波」の女将だった俳人。 調理、食材を句材とした秀句が数多ある。 活きの良い魚の、反り返った尾が目に見えるようだ。 |
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| No.107 | 2009/08/04(火) 12:38:08 |
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| 夏の果 | ![]() |
| 泉の底に一本の匙夏了る 飯島晴子 あまりにも良く知られた「夏の果・夏惜む・夏終る」の名句。 日本の詩歌の伝統では、惜しむべき季節は春秋。 暑さの厳しい夏には、もっぱら「秋を待つ」思いが詠まれてきた。 しかし近年では、夏は長い休暇もあり 絶好の行楽シーズンと捉えられるようになった。 その行楽の記憶、思い出とともに夏の終りを惜しむ気持ちも 広く詠まれるようになったのだ。 |
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| No.104 | 2009/07/24(金) 16:45:28 |
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| 冷夏? | ![]() |
| さかづきを置きぬ冷夏かも知れず 星野麦丘人 気象庁の予想によると、この夏は比較的涼しいそうだ。 冷夏というほどではないだろうが、 実感として例年より涼しく感ずる七月である。 確か十数年前、細川政権が誕生した年は、 明らかに冷夏だったと記憶している。 米が大変な不作となり、外米を輸入し、その外米が不味いと 捨てられる事例が頻発したのだった。 今年はどうなるのか?少し気になるところである。 |
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| No.101 | 2009/07/16(木) 11:07:37 |
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| 宵山 | ![]() |
| 宵山の人出を冷す通り雨 畑 紫星 祇園祭は梅雨末期、梅雨明け時のため雨天になることが多い。 通り雨なら幸運な方で、激しい夕立、雷雨もしばしばだ。 今夜は宵山。 大群衆の中で、心を鎮め祇園囃子を聴き澄ますのが 私の何よりの愉しみだ。 |
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| No.98 | 2009/07/07(火) 20:45:02 |
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| 祇園祭 鉾祭 鱧祭 屏風祭 | ![]() |
| ゆくもまたかへるも祇園囃子の中 橋本多佳子 よく知られた「祇園会」の名句。 鉾はまだ立っていないが、七月は丸々ひと月、祇園祭の月である。 連日、神事が執り行われている。 「鉾立て」は十日。「曳き初め」は十二日。 お囃子の中を、そぞろ歩く日も近い。 |
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| No.94 | 2009/06/23(火) 19:23:55 |
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| 草田男にしか詠めない | ![]() |
| 虹に謝す妻よりほかに女知らず 中村草田男 良く知られた「虹」の名句だが、 草田男にしか詠めない句である。 私的なことを詠むのが俳句、しかし なかなか、ここまで極私的な告白は出来ないものだ。 なぜなら、「これ、嘘でしょ?」と読者に思われたら、 この句はオシマイだからである。 草田男のこの告白を疑う者はいない。 |
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| No.92 | 2009/06/15(月) 19:57:18 |
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| 二物衝撃 | ![]() |
| 乳母車夏の怒濤によこむきに 橋本多佳子 あまりにも良く知られた「夏の海・夏の波」の名句。 大景と小景の鮮やかな取り合わせ、こういう手法を 「二物衝撃」と云う。 映画の一シーンのように脳裏に焼きつく句だ。 |
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